ニュース女子のつぶやき

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ググるの大好きブロガーあやです。気になったことはすぐググりトップニュースは毎日チェック!!そして、ついたあだ名はニュース女子(;´・ω・)いろいろなことをつぶやきます☆

国循を牽引するリーダー!大津欣也とは何者か?

もし心臓や脳にちょっとでも異変が起きたら…
それを考えるだけで不安になってしまいますよね😥
実際、心不全脳卒中は命にかかわるだけでなく、私たちの暮らしそのものを大きく変えてしまう厄介な病気です。

こうした重大な循環器疾患に真剣に向き合い、新たな治療法を模索し続けているのが、国立循環器病研究センター(国循)の理事長・大津欣也さん

海外の名だたる研究機関で培ってきた知識や経験を、日本の医療現場に落とし込むことで、患者や医療従事者の未来を大きく変えようとしているんです!

この記事では、大津欣也さんの歩みやビジョンに注目し、その活躍の理由をひも解いてみましょう。

大津欣也のプロフィールとこれまでの歩み

大津欣也さんは、心不全や高血圧などの循環器の病気に特化した高度医療を提供する国循の理事長です。

理事長・大津欣也さん

そのキャリアの特徴は、国内外で培った多様な経験にあります✨
大学病院での研修・研究だけでなく、アメリカやカナダ、ヨーロッパの名門機関でも研鑽を積み、日本の臨床・研究レベルを一段上へ導くために取り組んできました!たとえば、海外で得た遺伝子研究や再生医療に関する知識は、国循における研究や高度な治療法開発に大きく貢献しています。

さらに、大学院講師や助教授、英国キングスカレッジロンドン教授などの要職を歴任し、2021年に国循理事長に就任
「世界水準の研究機関を作る」という明確なビジョンを掲げ、病院・研究所・教育機能が一体となれる体制づくりを進めてきました。従来の枠組みを超え、多様な関係者や海外の研究機関との連携を進める姿勢も彼の大きな特長です。

その結果、国内外の優秀な人材が国循に集まり、研究・臨床の両面でさらなる発展が期待されています🫀

年度 主な所属・役職
1977年 大阪大学医学部に入学
1983年 大阪大学を卒業、大阪大学医学部附属病院で研修
1984年~ アメリカ、カナダ、ヨーロッパの研究機関で循環器の研究を推進
2005年~ 大阪大学大学院医学系研究科助教授などを歴任
2012年~ 英国キングスカレッジロンドンの循環器科教授に就任
2021年~ 国立循環器病研究センターの理事長として活動

国立循環器病センター(国循)とは

国循は、1970年代後半に脳卒中や心臓病をはじめとする循環器疾患が増加していた状況を受け、国として対策を強化する方針のもと、1977年7月に開設されました。実はこの年、大津欣也さんが大阪大学医学部へ入学した年でもあり、国循は当時から大津さんにとって“憧れの存在”だったそうです😌

創設以来、国循は高度な治療実績を積むだけでなく、臨床研究や教育にも注力し、国内外で評価の高い専門医療研究センターへと成長しています。

2019年には新しい施設へ移転し、病院・研究所・オープンイノベーションセンターを同じ建物内に集約することで、研究から臨床応用までをスムーズに進められる体制を整えました。急に発症したり、長期化しやすい心不全心筋梗塞脳卒中などに対しては、予防・診断・治療・リハビリを一貫して行い、「循環器病対策基本法」に基づいて全国の医療レベルを底上げする役割も担っているのが大きな特徴です。

国循・大津欣也理事長の使命とは

2021年に理事長に就任した大津さんは、「循環器病の究明と制圧」をさらに進める方針を示し、国循がもつ3つの機能を強化しながら、高度な医療を国内外の患者へ広く届ける取り組みを加速させています。

研究・臨床・教育を結ぶリーダーシップの実践

大津欣也さんは、研究・臨床・教育を三位一体で高めるためのリーダーシップを発揮しています。基礎医学から臨床応用までをスムーズにつなぐシステムを設計し、研究成果が短期間で医療機器や治療法として患者に還元される道筋を整備。

さらに、国循の24時間体制の受け入れ機能を活かして、チーム医療と個別化診療を両立させる仕組みを整えています。看護・薬学・リハビリなど多様な分野が協力できる環境づくりも重要視しており、スタッフ全体のスキル向上に加え、海外研修生の受け入れや海外派遣プログラムの拡充によって、最新の知見とアイデアを常に取り込む好循環を作り出しています📖💡

若手医療従事者育成と全国への高度医療の普及

国循のもう一つの強みは、豊富な症例と多職種の連携現場を利用した若手医療従事者の育成です。大津欣也さんはこの利点を最大限に活かし、研修プログラムを充実させるとともに、海外研究機関との提携も拡大❗
若手が最先端の研究に触れる機会を作り、スキルと視野を同時に高める支援を行っています。こうして育った人材が全国に散らばることで、地方でもハイレベルな循環器医療が展開される可能性が高まり、患者の移動負担や医療格差の縮小に貢献しているのです✨

地域連携と健都(北大阪健康医療都市)への貢献

国循が拠点を構える大阪府吹田市は、北大阪健康医療都市(健都)として医療・福祉・研究を統合したまちづくりを進めています🏥

大津欣也さんは、循環器領域の先端知見を地域コミュニティと結びつけ、住民の健康寿命向上に取り組む重要な役割を担っています。健都には高齢者向け施設やスポーツ施設、文化施設などが集約され、予防医療の実践や健康管理が身近に行える環境が整いつつあります。
大津欣也さんは自治体や関連団体とタッグを組みながら、循環器病を早めに見つけて治す仕組みを作り、健康イベントや無料の相談会などを活用。AI技術や遠隔医療といった先進的なツールの導入も、積極的に検討しているそうです😌

住民の健康寿命を延ばすまちづくりの取り組み

健都の大きな目標は、住民の健康寿命を最大限伸ばすことです。
心臓や脳の疾患は、症状が表面化する頃には既に重篤化しているケースも多いため、大津欣也さんは地域レベルでの健康教育や生活習慣改善への支援を重視しています。
具体的には、運動指導・栄養指導・血圧測定・脳卒中リスクチェックなど多様なプログラムを用意し、住民が日常的に自己管理できる体制を促進。その結果、疾患を初期段階で見つけ出し、より軽度のうちに対策を打てる例が増えてきたといいます✨
また、高齢者のみならず働き世代や子どもにも健康意識を広げ、“まち全体”で循環器疾患を予防する動きが生まれているのだとか☺️

専門医療と地域医療を繋ぐリレー体制の重要性

健都では、高度治療が必要な患者を国循が集中して受け入れ、退院後や維持療法は地元の診療所やクリニックが担当するリレー体制を整備しています。

大津欣也さんが重要視しているこの仕組みにより、術後リハビリや生活指導を身近な医療機関が担えるため、患者と家族の負担は大幅に減少✨国循は急性期医療や先端研究に集中でき、地域医療機関も高度医療への理解と連携を深めることで診療レベルが向上します。すでに複数の大学病院や自治体が同様のモデルを検討しており、国循の専門医が地方に赴いて症例検討会を行うなど実践的なサポートも拡大中です。

こうした連携強化が「医療格差の解消」や「患者主体の医療」を実現するカギとなっており、大津欣也さんはこの流れを全国に広げようとしています。

大津欣也が見据える将来像

大津欣也さんが率いる国循は、研究・臨床・教育を一体化させる取り組みを通じて、日本の循環器医療を大きく進化させようとしています。海外の知見を柔軟に取り入れながら、新薬や医療機器の早期開発に加え、地域と連携した住民参加型の健康づくりにも注力している点が特筆すべき特徴です。

スタッフが誇りを持って成長できる環境を整え、地域医療機関とのリレー体制を充実させることで、循環器疾患を抱える患者やその家族の負担を軽減し、さらには全国規模で医療水準を底上げすることを目指しています。

大津欣也さんのリーダーシップのもと、今後も国循が国内外の研究機関や企業と協力しながら、日本と世界の医療に貢献していく姿が期待されています。