こんにちは、あやです(*'ω'*)
もうあと2ヶ月ほどすると春ですね。
春から新社会人だという方も多いのではないでしょうか。
社会人になると学生時代と違って忙しくなり、決められた時間の中で仕事を効率よくこなすことを求められるようになります。
そうはいっても会社で働く人の多くはうまく時間を使えていないのが現状で、現代人が忙しいのは多くの場面で時間の無駄遣いをしているからだと言われています。
一方、世の中で“一流”と呼ばれるビジネスマンは、時間の使い方がとても上手いのだとか。
タイムマネジメント術について書かれた本は多々ありますが、その中でビジネスにおいて成功している吉都紀太介さんの著書を読んでみたのでご紹介しようと思います(^^)/
【目次】
ビジネスにおけるタイムマネジメントの目的は?
タイムマネジメントというと、単に時間を効率よく使えるように時間を管理することだと思われがちですが、その本質は別のところにあります。
ビジネスにおけるタイムマネジメントの目的は、私たちが仕事において成果を上げること。
もっと言うと、成果を上げるためにもっと仕事に注力できるようにすることを指します。
そしてその目的を達成するためには、自分自身の仕事をコントロールするタイムマネジメント力が必要になるというわけです(*'ω'*)
吉都紀太介著『時間はどこへ消えたのか』
吉都紀太介さんの著書は『「時間」はどこへ消えたのか?ー「期限」が仕事を遅くする」』というタイトルです。
紀伊国屋書店のHPに掲載されている本の内容はこんな感じ🌸
ビジネスマンは時間の8割をロスしている。一流のビジネスマンはなぜ、時間に追われないのか?顧客に一流と思わせるのは仕事のスピード。それは一流のスケジュール帳によって実現する。
引用:紀伊国屋書店
現代人は忙しいからしょうがないと思っていましたが、吉都紀太介さんによるとビジネスマンは時間の8割もタイムロスしているのだとか!
あくせく働く普通のビジネスマンと比べ、確かに一流と呼ばれるビジネスマンの人たちはどこかゆったりと仕事をこなしている気がします。
新社会人の人たちも、きっといつかこういう人たちのように自分もスマートに仕事をこなしたいと思う人が多いんだろうな~。
ちなみにこの本の著者の吉都紀太介さんは、20代で起業した経験のある敏腕経営者。 最初は事務所も何もなく、たった一台の車からのスタートだったのだとか。
そこから模索を続けた結果事業を成功させ、わずか10年で従業員数は500名にまで増加。 独自の手法で企業を大きく成長させたそうです。すごいな~ (*´ω`)
吉都紀太介に学ぶタイムマネジメント術
では、私たちはどうしたら一流のビジネスマンのようにタイムロスをしないで時間をうまく使えるようになるのでしょうか。
吉都紀太介さんのタイムマネジメントの方法をご紹介します。
仕事でタイムロスが起こる理由
吉都紀太介さんによると、仕事には
- 進行中の時間
- 停止中の時間
の2つが存在し、タイムロスはそれぞれに発生するのだとか。
進行中の時間に生まれるタイムロス
進行中の時間とは、自分やチームで仕事を進行している時間のこと。
また、自分が仕事を依頼した相手が仕事を進めていて、それが完了するのを待っている時間も進行している時間に含まれます。
進行中の時間に生まれるタイムロスとは、「所要時間の延長 」のこと。 たとえば、本当なら1時間で終わるような仕事に2時間もかかったとしたら、それは1時間損したことになります。
停止中の時間に生まれるタイムロス
停止中の時間とは、仕事の優先順位を誤り、本来優先すべき仕事が手つかずになっている時間のことを言います。
停止中の時間に生まれるタイムロスとは、
- 開始時間の延長
- 不履行
の2つ。
本来先にやらなければいけない仕事に取り掛かる時間が遅くなった時や、他のことをやっていて結局仕事が納期に間に合わなかった時などにこのタイムロスが生まれます。
このように、うまく時間を使えているつもりでも実は仕事において無意識にタイムロスをしてしまっている人達はとても多いんですよ!
タイムロスが発生してしまう理由
吉都紀太介さんによると、タイムロスが発生する理由は下記の8つなのだとか。
- 件数が多い
- 複雑な仕事が重なっている
- 別件に集中しているかどうか
- 記憶の仕方に問題がある
- 関係者に依存している
- 記録していない
- 記録を元にスケジュール帳を活用できていない
- 会社の理念・方向性を理解していないことによる情報の見過ごし
記憶力がある方だと思っている人の中には、自分の記憶力を過信して記録をつけない人がいますが、これは危険です。
人の記憶は時間が経つと記憶が色あせてしまうもの。
覚えているから大丈夫だと思った人も、一度きちんとメモを取ってみてください。
後で見返してみると、意外と自分の記憶に抜け漏れがあることに気づきますよ('ω')ノ
スケジュール帳は予定を埋めるために書くものではない
スケジュール帳を普段から愛用している方も多いと思いますが、スケジュール帳を書く目的は予定を埋めるためのものではありません。
スケジュールを管理することで自分の空いた時間を把握し結果を早く出すことができるようにするのが、できるビジネスマンのスケジュール管理方法です。
スケジュール帳を上手に利用することで自分のタスクを見える化でき、優先順位を間違うことなく仕事をこなすことができるようになります!
時間の無駄をなくすことは、できるビジネスマンになる第一歩
1日はたった24時間しかありません。
“時は金なり”という言葉が示すように、時は有限なもの。
時間を無駄にせず生きることで、仕事だけでなく私たちの人生そのものも豊かにすることができるはずです。
一流のビジネスマンに学ぶタイムマネジメント術、ぜひあなたも試してみてはいかがでしょうか(*^-^*)